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教育関連学会連絡協議会・シンポジウムのお知らせ

2025年は10つの関連協加盟学会の国際交流委員会の代表者の方々にご登壇いただきまして、「日本における教育学研究の国際化の現状と課題-教育関連学会の国際交流・海外発信の動向を踏まえて-」というテーマのシンポジウムを開催いたします。
詳細はフライヤーをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。

テーマ:日本における教育学研究の国際化の現状と課題
-教育関連学会の国際交流・海外発信の動向を踏まえて-
日時:2025年3月8日14:15~17:15(途中休憩あり)

登壇者:
林寛平(日本教育学会 信州大学准教授)
室井麗子(教育哲学会 岩手大学准教授)
川村肇(教育史学会 獨協大学教授)
徳永智子(日本教育社会学会 筑波大学准教授)
倉本哲男(日本カリキュラム学会 静岡文化芸術大学教授)
矢野博之(日本教師教育学会 大妻女子大学教授)
植田みどり(日本教育行政学会 国立教育政策研究所教育政策・評価研究部 総括研究官)
本図愛実(日本教育経営学会 宮城教育大学教授)
黒田一雄(日本比較教育学会 早稲田大学教授)
門田理世(日本保育学会 西南学院大学教授)
指定討論:
北村友人(東京大学教授)
米澤彰純(東北大学教授)
司会:
勝野正章(教育関連学会連絡協議会代表 東京大学教授)
上野正道(教育関連学会連絡協議会事務局長 上智大学教授)

開催方法:オンラインZoomウェビナー
お申込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScVrjc3DFx4MU6jTzfOGEUIonlyd9JozMlzc6bKrmwGsRmdkw/viewform?usp=sf_link
2025年3月5日までにお申込みいただいた方に、Zoomウェビナーの参加方法をご連絡します。

教育関連協会シンポジウム チラシPDF

ドイツ教育史学会研究大会論文募集のお知らせ

ドイツ教育史学会研究大会論文募集

テーマ:教育史研究の対象としてのアクティビズム(積極的行動主義)

会場:カイザースラウテルン・ ランダウ工科大学(ドイツ、ラインラント・プファルツ州)
日程:2025年9月8日~10日
実行委員:アンジェロ・ヴァン・ゴルプ、アミ・コバヤシ、スザンネ・シュピーカー

 

研究大会のテーマ趣旨

予定されている研究大会では、民主的な国民国家という文脈におけるアクティビズム(積極的行動主義)に焦点を当てる。国家が機能していないと感じる場合、市民たちは社会活動を生み出し、再構築するための組織構造を開発してきた。この点で、私たちがアクティビズム(積極的行動主義)と呼ぶものが生じる。それは不当なもの、抑圧的なもの、差別的なものと認識される状況への対応として生まれる。この観点では、トーマス・ハンフリー・マーシャルの「社会的市民権」の概念は、すべての市民に平等な市民的、政治的、社会的権利を与えるものであり、興味深いものである。

アクティビズムは、市民社会や市民権に関する議論と関連付けられることが多い。 アクティビズムは、高まる不満や民主主義の神話の崩壊、そして民主主義への疑問を伴う。この批判は抗議運動という形で現れ、通常は制度の外で行われる。その行動や闘争は本質的に社会的かつ解放的なものである。このように、アクティビィズムは社会世界を省察するプロセスであると同時に、社会世界に能動的に介入するプロセスでもある。同時に、アクティビズムは政治的・社会的であるだけでなく、本質的にはイデオロギー的、文化的、教育的でもある。アクティビズムは、文化、メディア、非公式な学習の場、民主的な学習や社会運動の形態と「教育」が相互に作用する公共の教育の一形態と見なすことができる。

アクティビズムを公共の教育と捉えるならば、アクティビスト(積極的活動家)が公共の空間や政治、社会や文化に影響を受けた思考や行動を、どのようにして教育目的のために(新たに)設定するのかを理解することができる。19世紀から20世紀にかけて、女性、貧困層、少数民族、障害者など、さまざまな社会的弱者や差別を受けている人々や周縁化された人々が、直面する社会的不正義に対して、彼ら自身の生活体験や知識を生産し、共有し、発信することを目的として、公に目に見える形でのアクティビズムを行ってきた。つまり、公共の教育とは、地域社会、保健・社会サービス、教育などの分野で具体的な変化をもたらす草の根的な現象として説明される。学校は社会的真空状態にあるのではなく、むしろ政治的、社会的、文化的想定に満ちている。これらの空間における教育的な要素が、正式な教育の実践や表現からどのように逸脱し、問題提起し、混乱され、抵抗し、あるいは強化さえしているのかを検証することは興味深い。19世紀、特に20世紀には、学校は社会問題が教育化される場となり、公式カリキュラムだけでなく、隠れたカリキュラムの一部ともなった。デューイが教育と民主主義の関係を考察した中で明言した通り、学校は社会参加意識と批判精神を備えた市民を育成する場となりえるものなのである。その一例として、20世紀の「批判教育学」が挙げられる。そこでは、例えば ジェンダーの不平等や性的平等について批判的に考察し、民主的な市民権の妨げとなる支配的な教育方法を理解し、それに抵抗するための手段を開発するために、教室を活用してきた。このように、アクティビズムは集団だけでなく個人による実践でもあり、さらにはジェンダーと民族や社会的出自との関係、インターナショナルおよびトランスナショナルな視点に焦点を当てることも可能になる。

 

■募集内容
教育史の観点から、以下の6つのトピックに関する個人の提案(発表)、パネルによる提案(発表)、ワークショップによる提案(発表)を募集する。

  1. アクティビィズムと危機、特に社会的アクティビズム、環境保護アクティビズム、戦争と平和アクティビズム、 イデオロギー的アクティビズム
  2. アクティビズムとジェンダー
  3. 民族・文化的アクティビズム
  4. アクティビズムの物質性と源泉
  5. アクティビズムの空間、特に草の根組織、教育システムにおけるアクティビズム
  6. アクティビスト(積極的活動家)の「内面」:アイデンティティと感情

■提案(発表)の申込先
下記アドレスまで送付願います。
ezw-sektionstagung2025@rptu.de

 

■重要な期日
・発表、パネル、ワークショップの締切出:2025年3月31日
・プログラムへの提案の採択に関するフィードバック:2025年4月30日
・研究大会:2025年9月8日~10日

 

■提案(発表)の申請の際の書式・分量
○単独発表:タイトル、400語以内の要旨と参考文献を記載した提案書
発表時間は通常20分

○パネル(最大3つの発表):パネルのタイトル、趣旨および構成を400語以内で提出。各発表のタイトルと参考文献を含む要旨を400語以内の要旨も提出。発表者は、発表に1時間、それに続く30分の討論を予定のこと。

○ワークショップ(最大3名の発表者):タイトル、趣旨を含む500語以内の要旨を記載した企画書を提出のこと。1時間半の予定。

 

■研究大会の言語:ドイツ語、英語

案内の原文はこちらからダウンロードできます

日本生命財団 研究助成 2025年度「実践的研究助成」公募開始のご案内

日本生命財団では、『子どもを巡る「真のウェルビーイング」の探求』をテーマに2年助成と1年助成の募集を行っております。

【応募期限】2025年2月25日(火)
お申し込み・詳細については下記のページをご覧ください。

https://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/jidou2/02.html

日本教育学会 緊急セミナー 「世代を超えて原爆投下の想起文化を受け継ぐ──2024年ノーベル平和賞をふまえて」

日本教育学会 緊急セミナー
「世代を超えて原爆投下の想起文化を受け継ぐ──2024年ノーベル平和賞をふまえて」

2024年10月11日、ノルウェー・ノーベル賞委員会は同年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与することを発表しました。日本教育学会では、「人類の歴史の今こそ、核兵器とは何かを再認識する」意義があるとするノーベル賞委員会のメッセージを受け止め、この問題を広くかつ継続的に問い直すためにオンライン・セミナーを開催いたします。
【日時】2024年12月29日(日)15:30〜17:30
【開催方法】 Zoomによるオンライン開催
【お申し込み】
12月27日14時までに、下記のフォームにお申し込みください。申込者にZoomウェビナー参加方法に必要な情報をメールにてお送りします。
【お問い合わせ】
日本教育学会事務局
詳細は下記のページをご覧ください。

http://www.jera.jp/20241202/

日本教育学会 大学生・高校生対象ワークショップのお知らせ

日本教育学会 大学生・高校生対象ワークショップ
「大学生・高校生と教育学者との対話 ——未来を生きる私たちが学校で本当に学びたいこと」

日本教育学会では、時代に即した教育の姿を考えていくために、教育学と教育実践に関心をもつ大学生・高校生と教育学者とが対話し、ともに議論するオンラインワークショップイベントを開催いたします。未来を生きる大学生、高校生から学校で本当に学びたいことは何かが語られることを起点に、大学生、高校生、教育学者・教育者がそれぞれの視点から現在の学校教育を問い直し、改善する方向性をともに見出そうというイベントです。
【日時】2025年2月21日(金)18:00〜20:00
【開催方法】 Zoomによるオンライン開催
【募集期間】〜2024年12月15日(日)
以下の応募フォームよりご応募ください。
※大学生対象
【お問い合わせ】
日本教育学会 広報委員会
 jera.koho@gmail.com(メールのみの受付となります)
詳細は下記のページをご覧ください。

国際交流委員会からの通知

第6回教育史学会若手会員海外派遣プログラム実施要領

1.この「プログラム実施要領」は、「教育史学会若手会員海外派遣プログラム規程」に基づき、2025年7月にフランスのリール(Lille)で開催される国際教育史学会(International Standing Conference for the History of Education)の大会で発表することを希望する教育史学会会員のためのプログラム実施要領である。

2.派遣を希望する会員は、発表題目、発表要旨(1,200字程度)、往復渡航費等の諸経費概算を記載した応募書類を、2025年1月末日までに学会事務局に届け出なければならない。

3.科学研究費補助金等の助成を受ける場合は、応募書類にその旨を記載すること。

4.届け出を受け、国際交流委員会は派遣会員を選考する。なお、派遣会員の最終決定は、ISCHE46のプログラム委員会により正式に受諾されることを前提とする。

会報発行の遅延について(お詫び)

会員各位

例年、11月25日発行の教育史学会「会報」ですが、現在校正中で発行が遅れております。皆様のお手元には、12月初旬頃に届くことになると思われます。会報発行の遅れをお詫びいたします。何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

教育史学会事務局 小野雅章

公益財団前川財団セミナー「親性」ってなんだろう?-子育てしやすい社会をめざして のご案内

公益財団法人前川財団よりセミナーの案内がありましたので、お知らせいたします。

セミナー:「親性」ってなんだろう?-子育てしやすい社会をめざして
開催日時:2024年11月23日(土)13:00~15:00
開催方法:ハイブリッド型(会場(定員20名)とオンライン Zoomウェビナー)
参加費:無料
申込方法:https://www.mayekawafoundation.org/seminar/seminar_20241123.html

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東京都世田谷区桜上水3‐25‐40
日本大学文理学部教育学科
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教育史学会事務局
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